C2101編成 上:10号車 下:9号車
C2101編成 上:10号車 下:9号車

C2000系貨車(量産先行車)は、2017年に製造された石炭輸送用貨車です。


最高速度:130km/h

積載量:75t(1,10号車) 84t(2~9号車)

制動方式:電気指令式ブレーキ(*1)

                 渦電流式レールブレーキ(*1)

                 電磁弁付き自動空気ブレーキ(*2)


*1:黒電所有の機関車と連結時に使用。

*2:*1で示した以外の車両と連結時に使用。



C2000系のような高速で且つ大量に石炭を輸送する貨車は国内外でも前例が無く、関係各社の協力の元、5年かけて慎重な設計・計画が行われました。


高速走行時のブレーキ応答性を高めるため、電車と同様のブレーキシステム(電気指令式ブレーキ)を採用しているのが特徴です。

また、車体の揺れを減らし安定した走行を実現するために空気ばね台車を採用した他、輪軸1軸あたりにかかる重量を分散するために連結部に1軸台車を追加した、連接構造の車両になっています。


1,10号車は便所付きの車掌室が設置されており、車掌が常務するスペースとなっています。

その他に、

・機関車からのブレーキ信号を制御・伝達する装置

・各車両の状況をモニタリングする装置

・ブレーキや空気ばねで使用する圧縮空気を供給する大容量コンプレッサー

などを搭載しています。


石炭を積むホッパー体の上部には可動式のカバーが設置され、高速走行時に石炭の粉が飛散するのを防いでいます。

荷室は左右台車上部と低床部の3つに分割され、側面下方の蓋を開くことで一気に荷降ろしが出来ます。

このカバーと蓋は車掌室から一括で操作出来るほか、デッキに付いた機器箱より個別に操作もできます。


量産先行車は10両編成4本が製造され、それ以降は改良を加えた量産車が製造されています。

なお連接構造は保守の手間が非常にかかるため、量産車は一般的な構造に変更されています。

運用時は10両編成2本を繋げた20両編成で運転されています。この際、量産車と混じって連結されることはありません。